Connected Toys
実施概要
実施期間:2008年10月5日~2008年10月14日
テーマ:"Connected Toys"~ネットワークに接続し、安価でユビキタスなサービスを受けることの出来る、3〜6歳の子どもを対象とした玩具の提案をする。
参加大学:University of Art and Design Helsinki (フィンランド)
千葉大学 (日本)
アドバイザー:ソニー株式会社
目的:本アライアンスはヘルシンキデザイン芸術大学の学生が参加したインターナショナル・デザイン・ワークショップです。ワークショップは「コネクテッド・トーイ」をテーマとして、学生三人のグループで行われました。初日は、ワークショップに関するインプットを目的として、各指導者による講義を受け、その後にヘルシンキ市内にあるサービスデザインコンサルタントを行っている「EGO」を訪問しました。二日目から、テーマに関する新しいサービスデザインの提案を目的とし、グループ単位での活動を行いました。その中で、中間発表や指導者を含めたミーティングを重ね、提案の質を高め、最終的にグループの提案を発表しワークショップを終えました。海外の学生とサービスデザインに関して議論を交わすことができ、非常に有意義な経験でした。
成果
Team 1「ICU-kite」
感性豊かな子供たちは世の中の物事をおもしろおかしく感じ取ることができます。そんな子供たちの興味・探究心は大人の想像を遥かに超えます。そこで、子供の興味・探究心を思う存分発揮できるプロダクト[ICU-kite]を考えました。それは、絶対に見れないアングルからの撮影を可能にするおもちゃで、魚釣りをするように写真を撮影することができます。また、ICUプロダクトで撮影した写真を共有するサービス[ICU & UCme]では、写真は位置情報と共に記録され、子供たちが作り上げるおもしろ地球マップが出来上がります。
Team 2「drawow」
5歳くらいの子どもたちは色々なことを想像し、一人で、また誰かと一緒に、お話を作り出したり、そのことについて絵を描くことが好きです。そんな子どもたちにとって、もし自分の描いた絵が動き出したらどんなに楽しいだろうか。私たちは、描いた絵が命を持っているかのように動き出し、自分に、友だちが描いた絵に、外の世界に反応する玩具を考えました。これで遊ぶことで子どもたちの想像力がふくらみ、友だちや家族とのコミュニケーションを生むことが出来ると考えます。
Team 3「Doll House +」
「Connected Toy」というテーマのもと、私たちのチームは子供が友達とつながることをテーマとしました。したがって、現状では一人遊びの要素が強い人形遊びに注目しました。ドールハウス同士がネットワークでつながることで離れたところにいる友達ともリアルタイムで、または記録する事で非リアルタイムで共に遊んだり、物語の共有ができます。友達の人形は壁のディスプレイに映し出され、またそれを利用して自分の人形もまるで生きているかのようにそこに映し出されます。
Team 4「blox」
おもちゃで遊ぶことによって子供の好奇心や探究心を育てる提案です。bloxをいろいろなものにタッチすると、タッチしたものの色を取り込んでbloxの色が変化します。他のbloxとつなげてシェイクすると2つの色が混ざった色を作る事ができたり、友達のbloxの色と交換できたりできます。また、色のついたbloxを振ると、その色と関係のある音が流れます。




Team 5「Magic TOPS」
逆さコマという、回しだすと上下が逆さになって回転するコマをヒントにした魔法のようなおもちゃの提案です。遊んでいるとある法則に基づいて光ったり様々なメロディーを奏でる仕組みになっています。仕組みの因果関係について考えたり、光や音によって子供達の感覚を刺激します。また、道具を使うような作業ができるようになる年齢の子供達の身体能力を高めると同時に、友達と一緒に遊ぶことで社会性が身に付くことを目的としています。ものを集めるのが好きな子供に合わせて、音や光のバリエーション展開も考えて提案しました。
Team 6 「Magic Maru」
子供の創造性を養うことを目的としたおもちゃの提案です。子供が普段の生活で発見したことや、気に入ったものを記録し、友達とシェアすることで、クリエイティビティを養うとともに、社会とのつながりや、コミュニケーションスキルを学びます。周囲の環境(音•映像)をキャプチャする記録デバイスと、キャプチャしたデータを使って楽しむビューワーの2つのデバイスからなります。こどもが使い方を簡単に理解できることを重要視し、シンプルな形状と操作性にまとめました。



